「あなたのネコちゃんのサイベリアン度チェック」のところでも触れたが、ここでもう一度サイベリアンのトリプルコートについてお話ししようと思う。
〜 ❄️サイベリアンフォレストキャットの毛はTriple Coat、3層の毛で覆われている❄️ 〜
1) Guard Coat
ガードコートとは1番外側の層の毛のことで、長く、比較的真っすぐな毛である。よく見ると、先にいけばいくほど細くなっている。毛、1本1本の太さは他の層の毛に比べると1番太い。
この層の毛には寒さから身を守ること等以外に重要な役割がある。それはネコのヒゲ同様、ネコはこれらの毛の微妙な動きで、周りの状況がどうなっているか、把握しているのである。いわば、アンテナの役割をしてくれる大切な毛なのである。又、体が濡れないように水分からも身を守ってくれる毛でもある。
この毛の量はブリードによって異なる。寒さの厳しい所のネコはこの層が厚い。サイベリアンだけでなく、メインクーンなども極寒の地に生息しているため、豪華なGuard Coatを持っていることで知られている。
2) Awn Coat
2番目の層の毛のことで、Guard Coat に比べると柔らかい毛のことである。ペルシャ猫などはこの毛が多いため、触った時にあの何とも言えないフワフワな感じがするのである。この毛も寒さから身を守るのに非常に重要な毛である。
3) Down Coat
他の2層より短く、主に皮膚を守るための毛と言われてる。サイベリアンやノーウィージャンフォレストキャットのようにトリプルコートを持つ猫にしか見られない毛の層である。寒くなった時に特に増えるのがこの層の毛である。まるで人間が寒くなるとdown jacket を着るように…
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当初チンチラと思って連れて帰ったゴーシャ。それにしても一体ここまでモフモフになるとは誰が想像したであろうか… 色々と変化し続け、実に私達を楽しませてくれた。
(*ゴーシャの変化については「チンチラシルバーのはずが…1.2.3」に詳しく書いてあります♪)
特にあのヤマネコ時代、もしかしてこのコは長毛ではなく、中毛のネコなのでは?とよく思ったことを考えるととてもここまでフワフワになるとは想像もしてなかった…
やはりシベリア猫(サイベリアン)の血がはいっているだけある。
❄️ 💨 ⛄️ 💨 ❄️
〜 🤣まるでお腹の中にティーポットが入っているティーコーゼボディーに成長 🤣〜
🐾 🐾 🐾 🐾
パッとみた感じ、上のヤマネコ時代と今とではとても同じネコとは思えない…体重も何と今では6キロ🤣 こんな体型だが、走らせると速いのが笑える…
*このことは、「あなたのネコちゃんのサイベリアン度チェック」でも触れさせていただきました。
余談となるが、ロシアでは、Teacozy/Teacosy ティーコーゼ (ティーコゼー) のことを「チャイババ」「чайнаябаба」と言う。「チャイ」「чай」は日本語で言うお茶の「茶」。「ババ」「баба」はこれまた日本語と同じ「おばあさん」という意味。ロシアでは「バーブシュカ」、「バーバ」が「おばあさん」である。
たった今、日本語の「ババー」という言葉がもしかしたらみなさんの頭の中でよぎったのではないかと思う…笑「ババー」ではないのだが…そう、音は極似なのである… 🤣
ロシア語には日本語と非常に似ている言葉が沢山ある。発音がほぼ同じで、意味が微妙に違うものも多い。例えば、「窓」は「アクノー」。なぜティーコーゼに「おばあさん」という単語が出てくるかというと、多くの場合、ティーポットを温かく保つティーコーゼには💕可愛いおばあさんのお人形💕がてっぺんに乗っているからである。ロシアの民芸品には心の温かい可愛らしいおばあさんがよく登場する。
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